私の勤務する学校でも使用実績のあるDMM英会話を、導入するに至った理由を、実際に3年間利用してみて感じた所感を踏まえ評価していきます。
なぜDMM英会話なのか
現在多くの進学校で授業や放課後の時間を利用して、生徒にオンライン英会話を取り組ませています。私の勤務する学校でも、オンライン英会話を導入するにあたり、複数の業者から説明を受けたり、体験授業を行い、最終的にDMM英会話に決まりました。
コストパフォーマンスが高い
通常のプランは以下のようになっており、業界最安水準となっています。
最大手3社の料金プランを比較すると以下の通りです。
DMM英会話 | 7,900円(毎日1レッスンプラン) |
レアジョブ | 7,980円(毎日1レッスンプラン) |
ネイティブキャンプ | 6,480円(受け放題) |
ネイティブキャンプの安さが抜き出ていますが、ネイティブキャンプの特徴は1日何度でも予約なしで利用可能という圧倒的な量です。一方で、講師を指定する場合は別途料金がかかります。つまり、講師の当たり外れがあるが、とにかく量をこなしたい人はネイティブキャンプが経済的には割安になっています。
一方でDMM英会話は料金が安いだけでなく、人気講師を無料で予約することができます。また、英検やTOEIC等の資格対策や、日常会話など、レッスンプランも豊富です。
業界最大手の安心感
2021年時点で、業界最速で累計会員者数が100万人を突破しました。現在は会員数をさらに増やしていると思われます。
会員数が多いということはそれに比例して講師数も多いということなります。圧倒的な講師の数を有しているため、15分前までに予約すればすぐにレッスンを利用することができます。
質の高いレッスン
オンライン英会話を始めるにあたって一番気になるのがそのレッスンの質だと思います。レッスンの質は基本的には講師の質に依存していると考えて問題ありません。レッスンの種類の豊富さや、プログラムの充実度も確かに重要ではありますが、教える側に熱意や技術がなければ有意義なレッスンにはなりません。
DMM英会話は長年使われてきたサービスであり、講師の淘汰と講師にノウハウの蓄積があります。さらに、各講師に対して評価とその数が以下のように付けられているため、ひと目で優秀な講師がわかります。(4.7以上で、1000件以上評価されている講師であれば全く問題ありません)
オンライン英会話を使っていて稀にあるのが、講師側の都合によるドタキャンです。私は100回以上利用してきて、ドタキャンにあったのは一度だけでした。基本的に上記の評価を参考に選べば、講師の質はもちろんのこと、ドタキャンされる心配もないでしょう。(仮にドタキャンにあってしまった場合は、いつでもレッスンを利用できるチケットをもらうことができます。)
フィリピン人の講師が多いが大丈夫なの?
オンライン英会話の料金の高い低いに一番関係するのは講師がネイティブなのか、非ネイティブなのかです。DMM英会話でもネイティブプランになると一気に価格が倍以上に跳ね上がります。
学校で採用する業者を選定する際に、複数のオンライン英会話を実際に試させてもらい、その中にはネイティブのサービスもありました。その中で感じたのは次のとおりです。
フィリピン人講師で全く問題ない
発音に若干の癖がある講師もいるのは確かですが、先にあげた高評価の講師を選べば、ほとんどその発音や英語力は気になりません。
また、英会話の学習において最も重要なのは話すことです。フィリピン人は陽気な性格の先生が多く、こちらが話せるように上手く相槌を打ったり、誘導してくれます。
私も英検1級の二次試験の対策として、このDMM英会話を使いましたが、講師はどなたもレベルが高く、英検1級レベルのディスカッション(以下のようなトピック)は全く問題なく練習することができました。
Should there be limits on the size and power of tech giants like Amazon, Google, and Facebook?(AmazonやGoogle、Facebookのような巨大テックの規模や力には制限をかけるべきか?)
ほとんどの英会話学習者にとって、ネイティブ講師である必要性はないと思います。
ネイティブ講師が必要な場合
トップレベルの英語力を持っていて、微妙なニュアンスをアメリカ人やイギリス人に確認したかったり、その土地の常識や事情を知りたい場合。(この場合においてもネイティブだからといって必ずしも高い語学力を持った優秀な講師がいるとは限りません。)
イギリス英語に触れさせたい場合。イギリス英語は独特の発音の癖があるため、ネイティブの講師に英語を教わることは良い練習になるでしょう。(しかし、リスニング教材をはじめ、さまざまな参考書が数多く市販されており、そのようなものを使っても十分代替可能ですし、質に関しても書籍の方が高い場合が多いです。)
つまり、私の考えでは、ネイティブに学ぶメリットはあるものの、費用対効果を考えた場合、よほど経済的に余裕がある場合を除いて非ネイティブによるもので十分だと言えます。
結論
オンライン英会話において、最も重要なことは「間違えても良いので話す」ことです。いかにこちらを英語を話すマインドにしてくれるかが重要であり、それは言い換えれば講師の質だともいえます。
DMM英会話は、料金体系はもちろんのこと、人気講師を簡単に予約することができることから、非常に良いサービスといえます。
悩んでいる場合はまずは無料体験を申し込んでみてください。2回まではレッスンが無料で受けることができます。他のサービスでも無料体験を実施しているので、気になるオンライ英会話があれば、無料体験を行い比較検討してみてください。
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