私は20代の時にフィリピンへ3週間、オーストラリアへ4週間、それぞれ英語の勉強のために留学をしました。結論から言えば、英語の学習効果を考えると、圧倒的にフィリピンがおすすめです。その理由とメリット・デメリットを経験を踏まえ、解説します。
最後に、おすすめのエージェントを紹介しているので、最後まで読んでみてください。
フィリピン語学留学のメリット
かかる費用はオーストラリアの半分程度
フィリピンの場合4週間で20〜30万円程度、オーストラリアの場合は同じ4週間で40〜50万かかります。
さらに、現地での滞在費が別途かかります。基本的に平日の食事はパック料金に含まれている場合が多いですが、週末は授業がない場合がほとんどなので、観光に行ったり、食事をしたりする際の費用が3倍以上差があります。
フィリピンでの留学は平日はほとんど外出する暇もないほど授業が詰まっているのに対し、オーストラリア留学の場合は午前中で授業が終わり、午後はフリータイムになっていることも多く、夕食代や平日の午後もお金がかかることが多いです。
そのような滞在費を私の経験からざっくり計算すると、フィリピンの場合は4週間で7〜8万程度(合計35万円程度)、オーストラリアの場合は20万円近くかかる場合もあります(合計60万円程度)。(私は費用を節約するために、スーパーで買い物をし、昼食夕食は基本的に自炊をしてたため10万程度で収まりました)
トータルのコストは2倍くらいの差があるでしょう。(期間が長ければ長いほど差が開きます)
マンツーマンの授業が基本
フィリピンは人件費が低いため、1対1の授業が基本です。1対1だと話さない訳にはいかないですし、講師陣もノウハウがしっかりしているため、うまくこちらをリードしてくれます。
私の行っていた場所では午前中に4時間、午後に2時間の授業があり、夜にも任意で1時間授業がありました。
一方で、オーストラリアは1対10くらいの授業が基本です。私は比較的英語ができたため、クラス分けで上位のクラスに入ったため、周りの生徒たちはコロンビアやチリから来た人が多く、日本人で同じクラスの人は1人しかいませんでした。しかし、日本人留学生も多いため、クラスによっては半分近くが日本人ということも珍しくありません。積極的に話そうとしなければほとんどアウトプットする機会を得られないかもしれません。
また、授業自体も午前中の4時間だけで、午後はフリータイムだったため、良くも悪くも自由度が高く、留学する側の主体性が重要になります。
つまり、英語を話す機会はフィリピン留学の方が圧倒的に多いと言えます。
外国人と親友に!?
フィリピン留学をする国籍で多いのが韓国人と日本人、次いで台湾の人です。韓国人がオーナーの学校では韓国人が多く、日本人がオーナーの学校では日本人の比率が多くなります。
私は韓国人が多い(日本人が少ない)学校へ留学することをお勧めします。
せっかく留学をしても、自由時間にいつも日本人同士で固まって日本語で話をしていたら、それは日本で英会話学校に通っているのと大差ありません。(実際にそのように同じ国籍の人同士で固まっている人たちは非常に多いです)
私は韓国人と台湾人が多い学校だったので、積極的にそのような人々と交流をするようにし、休み時間や食事の時もいつも彼らと一緒にいたので、英語でコミュニケーションを取り、夕食後から寝るまでの間も彼らと英語でおしゃべりを楽しみました。部屋も相部屋だったので、そこでも韓国人と同室になり、寝るまで英語を話しました。土日は彼らと出かけるようにし、まさに四六時中英語漬けの日々を送ることができたのです。
たった3週間で見違えるように英語が話せるようになったのは彼らのおかげと言っても過言ではありません。
それだけ密にコミュニケーションをとっていたため、私が帰国する際は送別会を開いてくれたり、その仲間の一人がのちに結婚する時には、結婚式に呼ばれるまでの間柄になりました。
基本的に月曜日に受け入れを行い、同じ時期に入校した生徒たちをバッジメイトと名付け、オリエンテーションを行ったりし、仲が良くなるような仕掛けを学校側もしてくれていました。
一方で、オーストラリアの場合は、オリエンテーションは全て日本人で行い、そこで交流はあるものの、逆にそこで日本人同士で仲良くなってしまい、多国籍の人とあまり交流ができない人も多くいました。
もちろん、どちらにしても学ぶ側の自主性に依るところが大きいですが、外国資本のフィリピン語学学校の方が、仲良くなりやすい環境は整っています。
フィリピン留学のデメリット
正直に言って、デメリットは思いつきませんでした。
よく言われるのがフィリピン人の発音と治安についてですが、こちらについては以下で解説します。
フィリピン人講師の発音は悪いのか?
実際に一部の講師はフィリピン訛りがありますが、あまり気になりません。また、多くの講師はとても綺麗な英語を話します。
多くの日本人英語学習者は、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの中でスピーキングが圧倒的に苦手であり、そのスピーキングの力を伸ばすために留学をする人がほとんどだと思います。
英語を話すことに重点を置いた場合、相手が多少の訛りがあることは全く関係ないと言っても問題ないでしょう。日本人に足りていないのは圧倒的にスピーキングのアウトプットです。相手が多少訛っているからといって、それがこちら側が話せなくなってしまう理由には全くなりません。
訛りがうつるのではないかと心配になる人もいるかもしれませんが、今まで日本で学習してきた英語は基本的にはアメリカ英語であり、大学生以上であれば、中高6年間は正しいアメリカ英語を聞いてきたのです。それが数週間や数ヶ月足らずの経験で訛りが完全に移ってしまうということは考えにくいでしょう。
つまり、スピーキング力向上において講師の英語が訛っているかどうかは全く関係ないと思います。
治安は大丈夫?
一般的にフィリピンの治安はオーストラリアなどの先進国に比べると良くないと言われています。日本は世界的にも治安が圧倒的に良いので、日本と比べると 日本 > オーストラリア > フィリピン という感じでしょう。
しかし、フィリピンでも私は危険を感じたことは一度もありませんでした。多くの学校では門限があり、場合によっては外出を禁じている学校もあります。学校の中で衣食住全て完結するので、学校内にいれば危険なことは全くありません。
週末に観光に出かけたりする場合はそれなりに注意する必要はあるとは思いますが、主要な観光地や大きなショッピングモールに行く分には特に心配する必要はありません。一方で、夜遅くに出歩いたりするのはやめた方が賢明でしょう。
セブ島とマニラでは
語学留学において一番重要なこと
以上のように私の経験上、フィリピン語学留学は非常にお勧めです。しかし、一番重要なことは、主体性であることは間違いありません。
授業中だけでなく、積極的に講師の先生とコミュニケーションをとったり、地元の人や外国から来た留学生と仲良くなったりすることが英語習得への一番の近道であり、多文化を理解する最も良い方法でしょう。
このような主体性を持っていれば、フィリピン語学留学は間違いなく最良の選択肢になると約束します。
セブリッジは最低価格保証のフィリピン留学専門のエージェント
フィリピンにはセブ島をはじめとし、かなり多くの語学学校があり、斡旋業者も多数あります。どの業者を利用しても基本的には問題はありませんが、セブリッジはどこよりも安い価格を提供しています。以下、ホームページからの抜粋です。
少しでも興味を持った方は、無料カウンセリングも実施しているので、ぜひ行動に移し、有意義な語学留学の第一歩となればと思います。
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